当サロンでは、亡くなった方からのメッセージをお伝えするだけでなく、
悲嘆(グリーフ)や心と体のケアも大切にしています。
「自分でも会いたい・感じたい・サインを受け取りたい」という気持ちはとても自然で大切な願いです。
悲しみの中でそうした思いが強くなるのは当然のことですし、悪いことではありません。
故人もまた、「生きているあなたを後回しにしてまで無理をしてほしくない」
「亡くなった自分はいくらでも余裕があるけど、生きているあなたは今この瞬間を生きることが大切」
「生きているあなたを第一に大切にしてほしい」と願っています。
あなたが元気な心と体であるからこそ、あなたも故人の声やサインを正しく受け止められるようになります。
そのため、まずは食事や睡眠などを整え、安心して暮らせる土台をつくることが欠かせません。
生活のリズムが乱れると判断力が落ち、うつや遷延性悲嘆に進みやすくなります。
健全な体があってこそ健全な精神・直感力が宿り、霊的な交流も安定して深まります。
このように「心身の安定を前提にした霊的ケア」を専門的に行っているところはまだ数が少なく、
当サロンの大きな特徴です。
悲しみの中では、耳にした言葉や映像がとても強く心に残ります。
特に「テレビやSNSで見た」という情報は、大きな影響を与えやすいものです。
ですが、そもそもメディアやSNSの多くは「エンターテインメント」であり、フィクション的な要素も含まれています。
また、「有名だから正しい」とは限りません。
むしろ注目を集めるために、責任を伴わない強い不安を煽る言葉を発する人もいます。
そのような方は個別の状況や立場を想像できないため、寄り添った対応もできません。
その影響で日常生活が壊れてしまった相談者を、私自身、何人も見て対応してきました。
耳ざわりの良い断定や劇的な表現は、一時的には安心を与えるかもしれません。
けれどもその後、不安や依存を強め、かえって苦しみを深くすることがあります。
これらは視聴数や話題性を優先するために演出や誇張が含まれることが多く、個別の悲嘆ケアには当てはまりません。
そこに出てくる断定的な言葉は、あなたの回復や安全を担保するものではありません。
『私のケースも同じだ』と安直に結論づけたり、受け取った言葉だけで重大な判断を下さないようにしてください。
当サロンは「亡くなった方との交信」だけでなく、心と体を守るための現実的な支援も大切にしています。
そのため、状況に寄っては心療内科受診・PCOP(心理的危機対応プラン)の実践、
またはそれに準じるセッション(Kanaiプレートアート・フラワーエッセンスなど)といった現実的なアドバイスを行います。
それを尊重いただくことを前提にご相談をお受けしています。
これらを無視してしまうと、結果的に故人の想いやあなたの願いが正しく届かなくなることがあります。
故人も「生きているあなたを第一に大切にしてほしい」と願っていますので、
この方針は霊的な観点からも自然なことだとご理解ください。
また、相談後に断定的・刺激的な言葉を多用する他の占い師や霊能者のサービスを同時に受けると、
かえって不安や混乱が強まり、当サロンでの支援効果が損なわれる場合があります。
その場合、十分な対応や責任を負うことができなくなりますので、継続支援を中止することがあります。
当サロンでは、セッション前に簡易の死別悲嘆スクリーニング(グリーフケアの評価基準に準拠したテスト)を行っています。
これはまず、あなたの安全を守り、安心してセッションを受けていただくためです。
万が一の状況で「すぐに安全確保が必要」と判断された場合には、
緊急時を含めて、公的機関と連携することがあります。(警察や救急、地域の保健所や自治体の自殺対策窓口など)
どの機関に連絡するかは、地域や状況に応じて適切に判断します。
これはあくまで最終手段であり、可能な限りご本人やご家族に事後連絡を行いますのでご安心ください。
大切なのは、あなたが安心して故人と向き合えることです。
当サロンでは、寄り添った対応を大切にしながら、一緒に考え、解決の方向へ進めるようお手伝いします。
この方針にご同意いただける方と、一歩ずつ丁寧にご一緒します。
「亡くなった存在や目に見えない存在と、誠実に向き合い、協力関係を築いて生きていく」
私のセッションを受ける方には、そうした意識を大切にしていただきたいと願っています。
近年、霊感・霊視だからといって「何も話さなくても当ててもらえる」といった誤解をされる方や、
相談内容を明記せず、責任を持った関わりをしないままセッションを受けようとする方が増えてきています。
当サロンでは、誠実な信頼関係を土台としたセッションを大切にしています。
そのため、下記の点についてあらかじめご確認とご協力をお願いいたします。
本来であれば料金を高く設定し、対応人数を絞ることも可能です。
しかし、ご葬儀後や悲嘆の中にある方が金銭的に苦しい状況もあることから、料金はできる限り抑えてご提供しています。
一方で、私ひとりで対応しているため、信頼関係のもとで丁寧なやりとりを重視させていただきます。
セッションは「当てもの」ではなく、故人との“対話”です。
私は、亡くなった存在から届くエネルギーを読み取り、メッセージや映像として翻訳し、お伝えしています。
故人の語り口や方言、性格そのものを再現するものではありませんので、その点をご理解ください。
ご相談内容や故人との関係性、亡くなられた原因については、できる限り明確にお伝えください。
当サロンでは、不倫・複雑な関係・言いづらい背景がある場合でも一切否定することはありません。
ですが、状況を伏せられると、正確な交信が難しくなってしまいます。
怒り・混乱・強い執着がある状態では、交信がうまく進まない場合があります。
そのような場合には、先に感情面のケアを優先することをご提案する場合がございます。
感情面の整理をしたい方には、KANAIプレートアートセッションをご案内しております。
理論上は可能ですが、亡くなられてから1年未満の場合はメッセージが降りにくいこともあります。
また、エネルギー消耗が大きいため、初回のみ40分16,000円(延長不可)とさせていただいております。
交信は、魂の世界側の意思によっても左右され、
質問内容に答えるかどうかの判断も亡くなった存在自身・魂の世界側が決める事です。
必要なタイミングでなければ返答が降りてこない場合もあります。ご理解のうえでお申し込みください。
セッションは「お客様・私・故人」の三者面談のような形で進みます。
ご質問や伝えたいことがあれば、その場でお話しください。
メッセージは映像として届くこともあり、その際には簡単なスケッチを用いて説明します。
ご希望の方には、故人・故ペットからの贈り物の映像を描画し、
後日郵送するサービス(+1,000円/送料込)もご用意しております。
制作に最大3週間程度のお時間をいただきます。
ミディアムシップセッションを正式にお申込みいただいた時点で、上記すべてに同意いただいたものとみなします。
結論からお話しすると、自死をされた方とのミディアムシップは、理論上は可能です。
ただし、亡くなられてからの期間が1年未満と短い場合、的確にメッセージを降ろせる保証はできません。
まず、自死に至る原因を冷静に捉えていただきたく思います。
多くの場合、その背景には環境や人間関係など、本人だけではどうにもできない外的要因が存在しています。
「自由になりたい」と思っていても、それが叶わない状況が続くことでストレスが蓄積し、判断力や生命力に影響が出てしまうこともあります。
脳の電気信号やホルモンバランスも崩れるため、うつ状態などに陥り、正常な判断ができなくなるのです。
その結果として、「自暴自棄に走る」か「内向的に閉じこもる」かという極端な行動を取ることがあります。
自暴自棄は犯罪や衝動行為に、内向は自死や失踪につながることもあります。
たとえ些細なことがきっかけだったとしても、本人の世界ではそれが全てになってしまうほど、視野が狭まっていたのです。
つまり、自死に至った背景には「脳機能の限界」や「心身のエネルギー消耗」があった可能性があることも、心に留めていただければと思います。
また、自死は「光次元に行きにくい亡くなり方」とされがちですが、
実際には「自死だから地縛霊になる」とは限りません。
真面目で責任感が強い人ほど、「自分がこの選択をしたこと」に対して、死後も後悔や罪悪感を強く抱えています。
それが光次元に向かうことをためらわせる要因になるのです。
また、自死を選んだ方の多くが「死後は無になる」と思っていた場合、
死後も存在し続ける現実を受け入れることに戸惑い、光次元への移行を拒みやすくなります。
このような理由から、自死後の49日〜1年間は、
「肉体の喪失を認め、魂の故郷である光次元へ還る準備期間」とも言えます。
遺された側にできることは、
「死後の世界が続いていることを認め、本人に光次元へ行ってもいいと伝えること」です。
基本的に光次元側からもお迎えや説得はありますが、
本人が素直にそれを受け取れない場合もあります。
そのため、遺された側からの「説得」も重要な役割を果たします。
特に悲しみや後悔よりも、「光や希望のエネルギー」を届ける姿勢が大切です。
これは、自死の魂側の後悔や罪悪感を和らげ、光次元に向かう手助けになるのです。
自死の方とのミディアムシップは、
通常のセッションとは異なり、「対話」より「状況の診断と説得」が主な内容になります。
また、交信には非常に多くのエネルギーを要するため、
30分が限度であり、延長やイベント時の対応は行っておりません。
そのため、自死の方とのセッションは、
「亡くなってから1年以上経過していること」を条件とし、
初回のみ40分・16,000円(税込・延長不可)で承っております。
なお、セッションの中で、故人の魂が光次元へ向かえるよう促すサポートも行います。
その後は通常料金に戻ります。
上記をご確認の上、ご希望される場合は、お支払い前に必ずご相談内容をご申告ください。